第32話 冒険者カリタス

ある程度の戦闘能力を備えたカリタス。
生粋の軍人であればこのまま更に上を目指すのだろうが、マッタリペースのカリタスとしては、他の特技も習得してみたくなってきた。

生産系は30話で堪能したので、次は冒険にチャレンジしてみよう。

先輩冒険者のパングやセラから、色々と情報を仕入れてみる。


【セラ&パングの、初心者でも出来る!冒険講座】
 冒険者はスキル枠がキツイと言われていますが、分野を絞れば兼業も不可能ではありません。ジャンル別に解説すると、

  考古学:探索、考古学が必須。開錠と視認も欲しい。
  生物学:生態調査、生物学が必須。探索も欲しい。
  地理学:視認、地理学が必須。開錠も欲しい。
  宗教学:探索、宗教学が必須。おそらく開錠も使うだろう
  美術 ;探索・美術が必須。開錠も欲しい。
  財宝 :探索・財宝鑑定必須。開錠も欲しい。

とまぁ、こんな感じです。それと各種言語スキルと、観察スキルも欲しいですね。身体言語のみだと書庫で地図を探すことが出来ないので注意してください。

各分野の「やりがい」としては、楽しみつつもアイテムが欲しいなら考古学か財宝鑑定、アイテムは少ないが、通好みの面白さがあるのは美術、生物学、宗教学あたりですかね。とにかく楽に上げたいなら、開錠を殆ど使わない生物学がオススメです。

そしてカリタスさんには地理学がオススメです。


何故一択。

パング「上げてる人が居ないので・・・」

つーか地理学って地味な気が・・・

パング「レベル上げればアトランティスの謎とかありますよ!」


!?


アトランティス!失われた超古代文明!
これは挑戦してみる価値があるかも知れない。
カリタスの冒険心は、大いに燃え上がった。


*       *        *


そうと決まれば修行開始だ。
各地の冒険者ギルドでスキルを習得し、早速地理学クエストの依頼を受ける。
果たしてどんな大冒険が待ち受けているのだろうか

依頼仲介人「フランス西部の湾を探してくれ。」

地味過ぎる・・


・・まぁ、初めは仕方がない。まだレベルも低いし、何より依頼の枠は5個しかないのだ。そうそう面白げな依頼が入ってくるとも限らない。
カシム、テンランと共に現地に赴き、湾を視認する。


k32_1.jpg

うん、まぁ、湾だねぇ・・・

まぁそれはそれとして、次こそは大冒険を!
街に駆け戻り、依頼人からクエスト情報を集める。


依頼仲介人「プリマスの先の岬を見てきてくれ」

・・・。
クエストをこなし、もう一丁!

依頼仲介人「ラスパルマスで岬の情報を仕入れてくれ」

・・・・・。

いや、その。
別に岬が悪いって言うんじゃない。言うんじゃないが、もうちょっと何とかならないのか?

パング「何ともならないからボクは地理学を切ったわけで・・・

パーング!貴様!アトランティスはどうした!?

パング「アトランティスは、諦めずに修行してればいつか。

もう少し目先のエサを下さい。

パング「あ、でも、レベルを上げればどんどん見付かるものの種類も増えますよ。」

例えば?

パング「海峡とか。

ベリーシット!



*       *        *


アレコレとのたうち回った挙げ句、「やはりもうちょっと派手なのにしよう」と転職を決意。

財宝学を専門に上げてみることにした。
軍人に必須の船首像などが手にはいるという噂だし、これが一番良い選択だろう。

・・・。

ゴメンよ地理学。でも考えてみて欲しいんだ。
皆で冒険クエストを共有しようと、誘いをかける状況を。


生物学者「サーベルタイガー見に行きませんか?」
EYE「行きます」

宗教学者「宗教遺物見に行きませんか?」
EYE「行きまーす」

地理学者「ちょっとソコの湾見に行きませんか?
パング「行かない。






他と比べて、いまいちパッとしない職業。地理学者。

それでも頑張って地理学の書物を漁る冒険家達を、敬意の目で眺めつつ、カリタスはペラペラと財宝目録を捲った。

blank_space
投稿者 kal : 23:44 | コメント (0)
目次
blank_space
旧サイトのコンテンツ(UO他)
blank_space